昨日、こんな相談を受けました。
このまえ、仕事中に警察から電話が来たんです。
何事かと思ったら、あなたの父親が迷子になってしまったようで、いま、警察で保護しているから、迎えに来てください。
そんなことは全くの他人事、うちの親に限ってそんなことがあるはずない、と思っていたのですが「まさか」が「本当」になってしまいました。
これ以上、周りの人に迷惑をかけるわけにもいかなし。私も仕事があるので、そんなに休むこともできない。かといって、ひとりで留守番させておくことができない。そろそろ老人ホームへお世話になろうと思っています。
なるべく早く入居させたいので、よろしくお願いします。
あんなにしっかりしていた父親や母親が、徘徊してみたり、ついさっき話した内容をすっかり忘れてしまったり・・・・。
認知症の症状が現れ始め、徐々に壊れていくような姿を見るのは、とてもつらいしさみしく感じるし、なんかとても複雑な感じがしますよね。
私も、数年前に他界した父親が、車いすに乗り、まともに食事をとることができなくなった様子をみて、ショックを受けたひとりです。
私は、テレビやネットで、悲しい事故や事件のニュースを見るたびに「在宅介護」は限界まで頑張っちゃいけないと思います。
今回のご相談者のように、在宅での介護は本当に大変です。在宅介護は限界を感じるまえに「プロにまかせた方がよい」と思っています。
私はこれまでに3000件を超える老人ホームの案内をしてきました。
そして、在宅介護で大変な思いをされてきた多くの方のお手伝いをさせていただきました。
あなたは、在宅介護に限界を感じ始めていませんか?
もし、限界を感じ始めたら、誰かに必ず相談してください。
私の個別相談会も、よろしければご活用ください。
介護は、決してひとりで頑張りすぎないことが大事なことです。