事例のご紹介

<<ご相談内容>>

3か月前に80歳の父親が「くも膜下出血」で緊急搬送されました。
幸い一命は取り留めましたが、身体の右半分に麻痺が残り、車いすが必要になりました。現在は病院でリハビリ治療を行っています。入院期間が3か月を過ぎ、ソーシャルワーカーから、そろそろ退院後の生活を考えるようにと話がありました。長男と長女、それから要介護1の母がおりますが、長男と長女が実家に戻ることはできません。母がひとりで父の身体を支えることはとても不可能です。半身麻痺になってしまった父親が、自宅に戻ることは考えられませんでした。老老介護、在宅介護は絶対にムリです。それに築20年以上の家は、廊下も狭く、あちこちに段差があり、車いすでの移動もできません。もちろん建て替えるような資金もありませんし、経済的な余裕もないので高額な老人ホームに入ることはできません。
親の家を売って、その資金で老人ホームに入居しようと、ぼんやりとした計画はありますが、いったいいつ売れるのか?いくらで売れるのか?何も準備できていないし、初めてのことなので、何をどのように話を進めてよいのかわかりません。地元の不動産会社に相談してみましたが、父親が正常な判断をできないのであれば、回復するまで売却の手伝いはできない。と、遠回しに断られてしまいました。
病院のソーシャルワーカーに、なるべく安い老人ホームを紹介してもらえないか?と相談したところ、紹介してもらったのが、エスエーサポートの安斉さんでした。

<<各分野の専門家が、チームとなり問題の解決に取り掛かった結果>>

長男、長女からおはなしを伺うと、住まいの売却、家庭裁判所へ書類提出、住み替えに必要な資金繰り、迫ってくる退院のタイミング等々、短期間で一気に解決しなければならない多くの課題がありました。そこで各分野の専門家(弁護士、行政書士、不動産、ファイナンシャルプランナー)に協力いただきチームで問題の解決にあたるご提案をしました。
エスエーサポートは、専門家が必要になるような難しい相談でも、ワンストップ(ひとつの窓口)で解決のお手伝いをすることが可能です。もちろん老人ホームの住み替えも、場所や予算だけでなく、お身体の状態に合わせた介護、医療サービスを考えあわせ、住まい探しのプロとしてご相談に応じております。
上記の事例の方は、エスエーサポートにすべて一任いただき、ご相談日からおよそ2か月間で無事に老人ホームへご入居が決まり、住まいの売却についても、およそ3か月間で決済まで完了しました。

 

お客様の声1(東京都)

相談者:「87歳・女性・要介護3」の次女様
相談内容:「年金月額15万円以内で、入居できる施設を探してほしい」

 当初、母親の年金月額だけで入居できるところを探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。とにかく母がひとりで過ごす時間が心配だったので、なるべく早く施設に入居させたいと思い、特別養護老人ホームも申し込みしましたが、およそ300名の方が入居を待っていると言われ、いつ入居できるかわからず、途方に暮れていました。
 そんなときに、このページの入居相談員とはなしをする機会があり、状況を相談させていただきました。すると東京都内にある住宅型有料老人ホームに入居できるように手配をしていただきました。
 私は、母がひとりで過ごすことが心配だったので、デイサービスのようなサービスが受けられるところを希望していました。このホームの特徴は、「365日、日中はひとりで過ごさせないことです」との説明を受け、安心して入居を決定しました。
 満室だったため入居するまで3か月待ちましたが、予算内で入居できたこと、お金の心配をしなくてよくなったことは、とてもありがたいことです。

お客様の声2(千葉県)

相談者:「78歳・男性・要介護1」の長女様
相談内容:「父親の年金月額内で入居できるところを見つけてほしい」

 78歳の父親は、母が亡くなった後も住み慣れた自宅で独居で過ごしていました。ところがめっきり外出の機会が減り、それが原因で徐々に認知症の症状が現れてきました。できれば、父の年金の範囲で入居できる施設で、なおかつ、認知症の予防や改善のために、ひとりで過ごすことのないようにデイサービスが併設された施設を探していましたが、素人ではなかなか見つけることができませんでした。予算がネックでした。予算以上の施設やホームはいくらでもあるのですが、年金範囲内となると、なかなか見つけることすらできませんでした。
 困っているときに知り合いからエスエーサポートの安斉さんをご紹介いただき、ご相談させていただきましたところ、予算内のサービス付き高齢者向け住宅を紹介いただきました。およそ1か月後には、おかげさまで父も私も新しい生活をスタートし、今では、父の生活にも私の時間にもゆとりができました。
本当にありがとうございました。

お客様の声3(神奈川県)

相談者:「84歳・女性・要支援1」の義理妹
相談内容:「不動産を売却した資金で安心できるホームを見つけて」

 実兄が亡くなってから、すっかり外出の機会が減ってしまった義理の姉。最近、病院に連れていく時は、一緒に外出しますが、ひとりでは外出することもできなくなってきたせいなのか、認知症の症状が現れてきました。社交的ではないため、デイサービスなどにも行きたがりません。週に1回、ヘルパーさんに来てもらっていますが、ひとりですごす時間が長くなり心配です。
 本人に確認したところ、住んでいる住まいを売却して、ホームを探して欲しいとのことでしたので、自分なりにいろいろと探してみたのですが、なかなか条件に合うところが見つかりませんでした。わたしは車の運転ができないので、できれば近いところで、資金の援助もできないため、資金の計画にもムリの無いところで探したい。と、安斉さんに相談したところ、わずか1か月後には、資金的な条件も、立地の条件も満たす、よいところに入居させてあげることができました。
お世話になりました。

お客様の声4(埼玉県)

相談者:「92歳・男性・要介護2」の奥様と長男
相談内容:「要介護3→2に区分変更、特養ホームに入居できなくなってしまった」 

 3年ほど前に、夫は自宅の玄関先で脳梗塞を発症しました。緊急搬送されてから、認知症のような症状が現れてきたので、自宅での介護は難しいと感じていました。
 しばらくすると一度だけ退院して自宅復帰を試したのですが、廊下で転倒して90歳の妻の力では、介助することもできず、その時は近所の方に声をかけて、手伝ってもらい何とか起き上がることができました。息子に相談した結果、自宅介護をあきらめて再び入院できるようお願いしましたが、治療することがないとの理由で「老人保健施設」を紹介してもらいました。
 介護度が要介護3でしたので、老健には「特別養護老人ホームに入居できるまで」との条件で、特別に長い期間入居させてもらっていましたが、介護保険の更新の時に要介護3→要介護2になり、特別養護老人ホームに入居できないことになってしまいしました。
 お世話になっていた老健の相談員から「退去してもらいたい」との、話があり、自分たちでいろいろと探しましたが、とにかく予算の条件が合うところが見つけられませんでした。
 そんなときに藁にもすがる思いで声をかけさせてもらったのが、安斉慎一さんでした。1週間ほどで、2件の見学に同行いただき、プロの探し方と視野の広さは全然違うと感心しました。
 結局、支払い条件を優先するか、立地を優先するか、どちらか選択する必要はありましたが、自分たちでは見つけられることがないような住宅型有料老人ホームに入居することができました。感謝しかありません。

お客様の声5(茨城県)

相談者:「78歳・男性・要介護1」の長女
相談内容:「予算11万円/月でひとり暮らしの父親の入居先を探してほしい」 

 半年前に、茨城県内に住む要介護1の父親のケアマネージャーから「老人ホームを探して、なるべく早く入居させた方がよいのではないか?」と、連絡をもらいました。両親は10年前に離婚しています。とりあえず千葉県に住んでいる私に連絡がきたのですが、私には仕事も家庭もあるため、父親の食事や介護のお世話は、時間的にも経済的にも不可能でした。
 はなしによるとデイサービスや介護ヘルパーだけでは、父の生活はかなり不自由なようで、ケアマネさんにはずいぶんご迷惑をかけているのがわかりました。
 インターネットの老人ホームの紹介業者に、声をかけさせていただき、3つほどサービス付き高齢者向け住宅を紹介していただきましたが、どれも費用が高く、父の年金だけで全ての費用をまかなうことはできませんでした。
 「茨城県内のサービス付き高齢者向け住宅の費用相場は、これくらいですよ」と、現実を突きつけられ、想像以上にホーム探しが難しいと知らされました。
 夫や母親に、そのことを伝えたところ、夫の知り合いつながりで安斉さんを紹介してもらいました。すると、安斉さんの知り合いの老人ホームの社長さんにすぐに相談していただき、年金内で費用が収まるように話を進めてくれました。
 費用が安い老人ホームは、それなりのホームと思っていましたが、見てビックリです。本当に、いいところを探してもらいました。ケアマネージャーもビックリしていました。このたびは本当に、どうもありがとうございました。母の時も、どうぞよろしくお願いします。