3年ほど前に、夫は自宅の玄関先で脳梗塞を発症しました。緊急搬送されてから、認知症のような症状が現れてきたので、自宅での介護は難しいと感じていました。
しばらくすると一度だけ退院して自宅復帰を試したのですが、廊下で転倒して90歳の妻の力では、介助することもできず、その時は近所の方に声をかけて、手伝ってもらい何とか起き上がることができました。息子に相談した結果、自宅介護をあきらめて再び入院できるようお願いしましたが、治療することがないとの理由で「老人保健施設」を紹介してもらいました。
介護度が要介護3でしたので、老健には「特別養護老人ホームに入居できるまで」との条件で、特別に長い期間入居させてもらっていましたが、介護保険の更新の時に要介護3→要介護2になり、特別養護老人ホームに入居できないことになってしまいしました。
お世話になっていた老健の相談員から「退去してもらいたい」との、話があり、自分たちでいろいろと探しましたが、とにかく予算の条件が合うところが見つけられませんでした。
そんなときに藁にもすがる思いで声をかけさせてもらったのが、安斉慎一さんでした。1週間ほどで、2件の見学に同行いただき、プロの探し方と視野の広さは全然違うと感心しました。
結局、支払い条件を優先するか、立地を優先するか、どちらか選択する必要はありましたが、自分たちでは見つけられることがないような住宅型有料老人ホームに入居することができました。感謝しかありません。
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