老人ホームのパンフレットに書かれていない「落とし穴」??

本当に、パンフレットに書いている金額でいいのかな?

お困りのようですね。こんにちは。介護FPの安斉です。
パンフレットに書かれていない料金(費用)について、特に注意してもらいたい「落とし穴」について説明させていただきます。

老人ホームのパンフレットにかかれている料金は?
(あなたもお手元にパンフレットがあったら見てください)

1)家賃(利用料)
2)共益費
3)基本サービス費
4)食費(※書かれていない場合もあります)
が、あると思います。

これらがありますよね。
仮にですが、これらの金額をトータルして「17万円/月」だったとしましょう。

ですが、ここに「大きな落とし穴」が、あります!!!

パンフレットの「月額17万円」で入居できるわけではありません。
別途費用が必要になります。

その別途費用を考えておかないと、予算オーバーになってしまいます。

<<老人ホームのパンフレットにかかれていない費用>>

①介護保険を利用して受けられる介護サービス費
②医療費や薬代
③生活に必要なティッシュやトイレットペーパーなどの消耗品
④介護保険外のサービスを希望した場合のオプション費
⑤サークル活動やイベントなどに参加した際の参加費や道具代
⑥介護保険を超過した場合に請求される介護サービス自己負担分

上記の①~⑥については、個々人によって、状況や利用頻度などが異なるため、パンフレットには明確な金額を掲載できません。
例えば、糖尿病の方と、皮膚病の方は、医療費も違えば、処方されるkすりも違いますよね。

だから、あらかじめあなた自身が、およその金額を頭に入れて置き、検討する必要があるのです。

私はこれまでの経験上「パンフレットにかかれている金額+4~5万円ほど多く見込んで、入居先を探すように!」とお伝えしています。

いま、全国には、多くの老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅が建っています。
私は、介護業界で10年以上、介護業界でお仕事をさせていただいているのですが。10年前には、こんなに多くの老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅はありませんでした。

東日本大震災の翌年、国の施策で、サービス付き高齢者向け住宅の建築費に補助金が出るようになったことをきっかけに、たくさんのサービス付き高齢者向け住宅が建ってきた世の中の経緯を見てきました。

10年前には、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)が、ちらほら見受けられるだけで、選択肢もあまりありませんでした。ところがあれからおよそ10年、今ではあまりにも数が多すぎて、どこが自分にあっているのか?(どこが自分の親にあっているのか?)迷ってしまうのが、問題になってきていると感じます。

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多くの方が、相談会で不安や心配事を解決するヒントを得て、次のステップへ進んでいます。

ひとりで抱え込まず、介護FPの知恵を借りてみてはいかがでしょうか?

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