介護施設や高齢者住宅、何を入居の基準に選びますか?
あなたが、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅を選ぶときに重視するポイントは何ですか?
このような質問をすると、いろいろなポイントがありました
例えば・・・
- 介護のサービス内容
- 月額費用や入居金
- 食事の内容
- 立地(場所・周辺環境)
- 設備(室内・共用スペース)
- スタッフ
- 人員体制
- 他の入居者の様子
- 医療連携サービス
- 入浴サービス
- 掃除や洗濯サービス
- 面会方法や面会時間
- 外出・外泊などの自由度
- 認知症の受け入れ体制
- 通院時の対応(スタッフが同行してもらえるのか)
- 看取りの対応
- 入居の条件(身元引受など)
さまざまば希望や要求などがありますが、要求のすべてを満たすことができるホームは、残念ですが「ない」と思います。
私が、以前、注文住宅の営業をしていた頃のはなしです。
注文住宅ですから、間取りはもちろん、キッチンや浴室、トイレや洗面台の設備機器なども、自由に選ぶことができます。外壁や屋根の素材や色、室内の壁の色やコンセントまで、すべて自由につくることができるのですが、いろいろなご要望をすべて満たそうとすると、ご予算がオーバーしてしまいます。
他にも建ぺい率や容積率、高さの制限など、建築基準法に則り、住まいをつくっていくので、どうしても思い通りの広さや高さを作ることができない場合もありました。
住まいづくりとは、AorBorCのように、かんがえられる選択肢から優先度を決めて、限りある予算と建築条件の範囲で、いかに満足度の高い住まいをつくっていけるか?これが大切なことだといえるでしょう。
違う側面から見ると、住まいづくりは、限りなく100点に近い住まいをつくることはできますが、100%満足いく建物をつくることは、無理だといえます。
私は、老人ホームを選ぶ時も、これと一緒だと思っています。
住まい選びに欠かせないのは、建築のプロ集団です。
あなたがプロでないのなら、住まいづくりを手伝ってくれるプロに、高いお金を払ってでもお願いすることでしょう。
老人ホーム選びも、介護の現場を知り、施設経営に必要なお金の流れも知っている老人ホーム探しのプロフェッショナルがいます。
高齢者の転居は、精神的にも肉体的にも負担のかかるイベントです。
失敗しないホーム探しを、プロと是非一緒に進めてください。